交通事故の後遺症

  • なぜか手足がしびれるようになった
  • 全体的に体に倦怠感がある
  • 事故後、なんだかやる気がでない
  • 痛みはないが、ずっと吐き気やめまいが続いている
  • 事故に遭ってから、腰痛や肩こりが起こりやすくなった

交通事故後の後遺症って?

交通事故後の後遺症とは、事故当時は痛みがなかったため治療せず放置していたことにより、後日痛みを自覚して症状を引きずってしまった状態のことです。
交通事故のむち打ちは、事故のショックで初日には痛みは感じなかったけれど、冷静になった頃に感じる方が非常に多い症状です。
人によっては3日後、1週間後、一か月後、1年後やってくる場合もあります。

痛みを感じる時期は人によって個人差がありますので、「痛みはなかったから大丈夫かな」と医療機関に行くことを辞めてしまう方もおられます。
事故後は痛みがなくても必ず病院でレントゲンと撮ったり、MRI検査を受けましょう。

手足のしびれ、握力低下など

手足のしびれ首の痛みはスッカリ良くなったけれど、事故に遭ってからなんだかたまに手足がしびれる…握力が低下した気がする…これも「後遺症」になります。
他にも、雨の日や気圧の変化が大きい日に、めまいや吐き気、痛みがある方、以前より耳が聞こえなくなった、全身に力が入らない、歩行障害がでている。という方も、事故の怪我がきちんと治っていない状態になります。

後遺症によっては治療が難しく、等級判断となる場合も…

後遺症を出さずに完治するに越したことはありませんが、暫く経っても完治せず、非常に重たい症状の場合、後遺障害診断となる場合もございます。
これは、医師からの経過観察の診断書、その他書類等などの証明書がなければ発行することはできません。

痛みや不調が後遺症にならないように治療をしていくことは大切です。
ですが、後遺症となってしまった場合は、自賠責保険の制度によって保険金が下りる仕組みがあります。顔に関する障害、身体、内臓、脊柱、骨など、部位によって等級が変わってきます。

むち打ちによる痛みは解消に導く事が可能です。
治らない、と諦めずにしっかり治療を行いましょう。

後遺症にならないためには?

早く治療に取り掛かることが必要

少しでも後遺症となる可能性をなくしたい方は、レントゲン撮影とMRI検査を行い、自分の身体の状態をしっかり確認することです。

また、事故後すぐに治療を始めることが後遺症を防ぎ、痛みや不調を解消する一歩です。
時間が経ってからだと、歪んだ身体や損傷した筋肉が癒着していってしまう場合がございます。
また、時間が経過怪我が事故に関係するものだと証明できなければ、自賠責保険は適用されません。

後遺症にならないためにも、痛みがなくてもしっかり検査は早期に行いましょう。

後遺症にならないための経過観察と治療

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 星が丘整形外科リハビリテーションクリニックでは、交通事故治療専門のスタッフや、柔整スタッフ、理学療法士のスタッフが在籍しております。
あなたの痛みや不調にあわせて、治療やご提案を行っていきます。

経過観察も行っておりますので、痛みや不調が改善に向かっているかしっかり確認を行えます。